「犬」にまつわる英語はこんなにも辛らつだ 「落ちぶれる」「だめになる」…?

✎ 1〜 ✎ 43 ✎ 44 ✎ 45 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

でも、子年と戌年ということは、筆者とジョンは10歳も違うのか!と、ますます老けたような気になって話していました。So, are you turning 36 this year? (じゃあ、今年36になるんだよね?)とジョンに聞くと、ムッとした顔でNo, I’m turning 24! (24歳になるんだけど!)という答え。Oops! (ヤバっ!)

おすわり!お手!おかわり!

最後に、イヌ好きの方が使える表現もご紹介します。ある研修でイヌのしつけに使う指示語を英語でなんと言うのか教えてほしいという研修生がいました。英語のコマンドは飼い主によっていくつかバリエーションがあります。もしかしたら○○流のように、団体ごとで決めているものがあるのかもしれませんが、筆者が聞いたことのあるフレーズをいくつか教えました。基本的な動作では、

Sit. おすわり
Stand. 立て
Down.伏せ
Come. 来い
Off. 離れなさい
Stay. 待て=動くな
Wait. ここにいなさい=移動するな
Leave it.無視しなさい
Take it. 拾いなさい
Drop it. 置きなさい

のようなものはイヌのいる家庭に行くとよく耳にします。

日本では、こういった動作の他に「お手」のような芸を教える飼い主が多い気がします。「お手」はいくつかバージョンがあって、

Shake. / Shake hands. / Paw. お手

のような指示をよく聞きました。他にもgiveを使った言い方などがあると思います。

「お手」のあとに続けて言う「おかわり」という指示には、英語で遭遇したことがないので、筆者もなんと言うのかわからなかったのですが、

Right paw. Left Paw. 右手。左手

とセットで教えている人は見たことがあるので、研修ではこれを教えました。他の芸で見たことがあるのは、

Roll over. ごろん
Beg. ちんちん

です。これからイヌを飼う方は、英語でしつけをしてみるのもいいかもしれませんね。

箱田 勝良 英会話イーオン 教務部 チーフトレーナー

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

はこだ かつよし / Katsuyoshi Hakoda

1972年静岡県熱海市生まれ。1995年筑波大学国際関係学類卒業、株式会社イーオン入社。

講師として、これまでに約1万人を教える。スクールの講師を経た後、法人部教務コーディネーターとして、多くの企業の研修カリキュラム企画と講師を担当。楽天の社員の英語力研修も担当した。TOEIC(R)テスト990点満点、実用英語検定1級。

学生時代には1年間の留学以外には海外経験なしで、日本に住み暮らしながら英語力を飛躍的にアップさせた。その自身の経験を基に、現在は教務部のチーフトレーナーとして、イーオン全体の講師の研修やカリキュラム立案に関わる。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事