「ブラジル」の真実をどれだけ知っていますか 蘊蓄100章で総ざらいする地球の裏側

✎ 1〜 ✎ 76 ✎ 77 ✎ 78 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

61. もともとアメリカ大陸はコーヒーの木は自生していない土地であった。エチオピア原産のコーヒーが欧州、アンティル諸島、ギアナを経由してブラジル北部に導入されたのは1727年のこと

62. ブラジルで本格的にコーヒーが栽培されるようになるのは1761年南東部のリオデジャネイロに移植されて以降

63. 1850年ごろ、ブラジルのコーヒー生産量は全世界のおよそ75%になり、ブラジルの経済発展に貢献

64. 日系人を含む各国からの移民はブラジルで契約労働者(コロノ)としてコーヒー農園で働くことが多かった

65. 現在約350万人が農村のコーヒー産業に従事、関連業種を含めおよそ700万人の雇用を創出しているとされる

66. ブラジルのコーヒーの格付けは、生豆のなかの欠点豆や異物の混入率によってNo.2~No.8に分けられる

67. さらにスクリーンサイズ、カップ(味わい)で分類され総合的に評価される

68. 「コーヒーは農作物であり完璧なものはない」という考えから、ブラジルコーヒーに「No.1」の等級は存在しない

国家資格をもつ専門家がコーヒーの格付けをする

69. コーヒーの格付けをするのはクラシフィカドール(コーヒー鑑定士)という政府公認の国家資格をもつ専門家

70. ブラジル国内で高品質といわれるコーヒー豆の三大産地は「セラード」「南ミナス」「モジアナ」

71. コーヒーの生産は、ミナスジェライス州が全体の53%を占めている

72. アルコールではサトウキビから作られた「カシャッサ」という蒸留酒が国民酒的存在。「ピンガ」とも呼ばれる

73. ブラジルではカシャッサをベースにライム、砂糖、氷で作るカクテル「カイピリーニャ」がポピュラー

74. 国民的な飲料としてガラナがある

ブラジルの代表的料理といえば「フェイジョアーダ」(写真:nataliamylova / PIXTA)

75. ブラジルの代表的料理といえば「フェイジョアーダ」。豚肉と豆の煮込みで、とくに水曜と土曜に好んで食される

76. 近年人気のアサイーはブラジル原産のヤシ科植物で、古くからアマゾン先住民が栄養源として食してきた果実

77. 中型・小型旅客機は主要な輸出品のひとつ

78. ブラジルは水晶の産出量世界一

79. ブラジルの最大のエネルギー資源は水力。電力の約65%を水力発電でまかなっている

80. 純潔のブラジル人の血液型はO型が100%といわれる

次ページブラジル国内には3000以上のファベーラが
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事