iPhone 8、使って分かった「絶対買い」の根拠 カメラ機能が驚くほど進化していた!

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加えて、米国ではマクドナルドなどのフードチェーンが、テーブルやカウンターにワイヤレス充電機能を備えるほか、一部の空港にもワイヤレス充電が普及している。

これまでのケーブルによる充電と違い、iPhoneやAndroid機種間での充電端子の違いを意識する必要がなくなる。そのため、iPhoneのワイヤレス充電のサポートは、ワイヤレス充電のエコシステムが一気に広がる可能性を秘めており、iPhone 8の発売後半年も経たないうちに、“置くだけ充電”を外出先で体験する機会が大幅に増えていくことが期待できる。

カメラの基本性能が大きく進化した

バークレーの背後の丘にあるチルデンパークの、風の強い夕暮れ。霞がかかるなかでの空と稜線の豊かな階調が楽しめる(iPhone 8にて筆者撮影)

スマートフォンの機能のうち、多くの人々が重視しているのがカメラだ。アップルによると、1年間にiPhoneで撮影される写真の枚数は1兆枚にものぼるという。iPhoneは、世界で最も人気のあるカメラになった。

そのiPhoneのカメラは、今回も大きく進化した。1200万画素と画素数は同じだが、センサーの拡大と高速化、ディープピクセルの採用により、深みのあるディテールと色味を実現する。また光学手ぶれ補正も刷新され、暗所での写真やビデオ撮影をより鮮明に行うことができる。

iPhoneでの写真撮影を試すと、すぐに気づくことがいくつもあるのだ。
まずシャッターボタンを押した瞬間、指先に感触フィードバックが返ってきて、シャッターボタンが確実に押されたことがわかるようになった。非常に小さな振動であり、写真が振動でブレてしまうことはない。そして、その感触の直後にすぐに次の写真を撮影する準備ができている。画像記録の速度が向上しており、撮った次の瞬間にはもう次の写真を撮ることができるのだ。

ただし、決定的瞬間をとらえるために連写する必要はもうない。

サンフランシスコ空港に展示されていた古いタイプライター。レトロな雰囲気と、細かい機械の構造をリアルに切り取ってくれる(iPhone 8 Plusにて筆者撮影)

iOS 11では3秒の動画とともに写真を記録する「Live Photos」が進化しており、Live Photosで撮影した後、動画部分から写真として使用する瞬間を自由に選べるようになった。

動画を含むため、保存容量が大きくなることを気にするかもしれないが、iOS 11では記録容量が半分で済むフォーマットHEIFを採用している。そのためすべての写真をLive Photosで撮影しておけば間違いない。

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