理想より「稼げない」恋人に対する彼女の決断 男性側は、8割が妻も働くことを望んでいる

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相手の年収が希望する条件を満たさない場合、自分自身が働くことで世帯年収を上げる方法もあります。

25~34歳の女性に対して、結婚相手の収入が希望する水準以下の場合に共働きをするつもりがあるかを尋ねたところ(既婚者は結婚する際の意識について回答)、収入が希望する水準以下の場合、共働きをしてもかまわないとする割合は約8~9割と高く、女性の就労意識が高いことがうかがえます。

また、結婚相手に希望する最低年収額が高いほど、「共働きしたくない(と思った)」割合が高くなっています。なお、共働きへの意欲は未婚女性と既婚女性ではほぼ同水準となっています。

共働きを期待する未婚アラサー男性が約8割

次に25~34歳の男性に対して、結婚後の世帯収入を支えるために結婚相手にも共働きを期待するか(したか)尋ねたところ(既婚者は結婚する際の意識について回答)、「共働きを期待する(した)」は、未婚男性で約8割となりました。一方、既婚男性を見ると年収「400万円未満」の85.0%、「400万円以上」では74.6%が「共働きを期待する(した)」と回答しており、現在の年収が高い男性は、結婚当時に結婚相手に共働きしてもらわなくても経済的には問題ないと判断した人が相対的に多いことがうかがえます。

明治安田生活福祉研究所
めいじやすだせいかつふくしけんきゅうじょ / Meiji Yasuda Institute of Life and Wellness, Inc.

明治安田生活福祉研究所は、明治安田生命グループのシンクタンクです。当研究所は、高齢者・介護、健康・医療、福祉、生活設計、生活意識および企業の福利厚生などの分野を中心に調査・研究活動をしています。調査内容などについて、詳しくはホームページをご覧ください。当研究所は、2019 年4 月1 日付で、社名を「株式会社明治安田総合研究所」に変更いたしました。
 

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