堀江貴文氏が考える「余った刑務所の使い道」 「世界最高のサバゲーホテル」もありか?
――今回のテーマは刑務所です。海外には、かつて刑務所だった施設をホテルとして活用している事例がいくつもあります。たとえばボストンの「ザ・リバティホテル」。チャールズ・ストリート刑務所が166億円で買収され、リノベーションで2007年にホテルに生まれ変わりました。ほかにもヘルシンキの「ベスト・ウェスタン・プレミアホテル・カタヤノッカ」、アムステルダムの「ロイドホテル」も刑務所だった建物で、いずれも人気を呼んでいます。
刑務所をリノベーションするための条件とは?
野尻:今紹介されたヘルシンキのホテルに先日行ってきました。当時の独房がそのまま残されていて、宿泊者は独房に入ることもできました。
馬場:すごい。独房には泊まれるんですか?
野尻:できません。泊まりたくないでしょう(笑)。
そこも含めて、他の元刑務所ホテルも、資料写真を見るかぎりは客室に自然光が十分入っていますよね。堀江さんが入っていた長野刑務所はどうでした?
堀江:入りますよ。ただ、僕が入っていた長野刑務所は建て替えられていて築3年くらいの新しい建物だったからかもしれないけど(笑)。
確かに移送されて最初に通された本部庁舎は、建て替え前で築70年くらいの建物だったからほとんど日が差さない。
「やべーな。絶対にこれ罰ゲームだな」って思ったんだけど、その後連れていかれた建物は真新しくて、「あ、いいとこじゃん」って。
会場:(爆笑)
野尻:自然光があると、その後、別の用途で使用しようとするときにもリノベーションしやすいですよね。
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