ファミレス御三家、デニーズも復活ののろし ロイホに続き“高品質”追求に舵切る

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「デニーズは、ファミレスは、復活する」――。ファミリーレストラン大手「デニーズ」を展開するセブン&アイ・フードシステムズ(以下セブン&アイFS)が7月中旬に開いた記者会見で、同社の大久保恒夫社長(写真)は高らかに宣言した。

会見の場でお披露目されたのは、オリーブオイルを配合した飼料で育てた豚肉、「オリービーポーク」を使った9種類のメニューだ。実に2年半もの開発期間をかけたという。

デニーズの客単価は1000円を下回るとみられるが、商品価格は最も安い「豚しゃぶとキムチのさっぱり黒酢仕立て」や「グリルド・ポーク ジンジャーステーキ」でも990円、最も高価なミックスプレートでは1690円と強気の価格設定になっている。

近年、ロイヤルホストなどファミレス業界の同業大手他社が高品質メニューの充実に舵を切る中、デニーズも本格的に低価格路線から脱却して、復活の“のろし”を上げた格好になる。

持ち株会社上場後は店舗リストラなど苦闘

東洋経済オンラインでは、高品質追求で復活の気炎をあげるロイヤルホストや、マクドナルドOBを次々とヘッドハンティングして経営改革を進めるすかいらーくについてリポートしてきた。

ロイヤルホストやすかいらーくと並んで「ファミレス御三家」に数えられるのがデニーズだ。同社はかつて株式を上場していたものの、セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂などとの共同持ち株会社であるセブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)が設立されたことから2005年に上場廃止となり、メディアへの露出度が減っている。デニーズの現状はどうなっているのか。

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