タイ人が名古屋の「甘辛い料理」に夢中なワケ 実はバンコクでは「名古屋めし」がブーム
タイで名古屋めしがブームに?!
「タイではここ数年、名古屋を拠点に展開する外食チェーンの出店が続いていて、どの店も人気らしい」
このような話を聞きつけ、本当にタイで名古屋めしが人気なのかどうか確かめるべく、タイ・バンコクへと飛んだ。
結論から述べると、数多くの名古屋めしが人気を得ていた。特に手羽先の人気はすさまじく、日本食レストランには必ず置いてあるほどだった。ここでは、実際にオーダーして食べた「タイ流名古屋めし」の詳細をレポートする。
まず訪れたのは、数多くの日本食レストランが軒を連ねる高架鉄道BTS(バンコク・スカイトレイン)のプロンポン駅やトンロー駅界隈。日本企業の駐在員が数多く暮らすエリアだ。そこで気づいたのは、日本で全国展開する有名ラーメン店が多く、名古屋のラーメンチェーンも少なくないことだった。
名古屋めしとして人気の「台湾まぜそば」が食べられるのは、トンロー駅前にある「麺屋やまと」。ここでは「元祖やまとまぜそば」というメニュー名だが、見た目も、味も、正真正銘の台湾まぜそば。ただ、辛さがタイ人基準なのか、かなり辛かった。名古屋ではここまで辛くない。汗だくになりながら、何とか完食した。
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