プログラミングとパズルゲームの共通点は? その難しさと楽しさ

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2つめのポイントは、受け取った信号の回数を数える「カウンタータグ」の使い方だ。この場合は、「タイマータグ」から送られた信号の数をカウントしている。1秒ごとに信号が送られるので、結果的に秒数をカウントすることになるわけだ。たとえばカウントの上限を「30」と指定すれば、30秒まで数えたらつないでいる次のタグへ信号を送ることになる。

最後に「動きタグ」、「タイマータグ」、「カウンタータグ」、「カメラタグ」のコネクタを順番につなげば、

【「動きタグ」が上向き、または、下向きになったら】⇒【「タイマータグ」と「カウンタータグ」で30秒数えてから】⇒【「カメラタグ」で撮影する】

というプログラムの完成となる。

何度も試してみることで“正解”が見えてくる

ただし、このプログラムには、まだ不備がある。「30秒数えてから次のアクションを起こす」という時限装置が追加されたものの、この時限装置を“解除”する手段がないからだ。つまりこの状態でも、30秒の遅延はあるにせよ、イヌちゃんが一度でもゴロンと横向きになれば撮影されてしまうことには変わりない。

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