AI時代に活躍できる人の「3つのタイプ」 自分の強みと弱みを見直してみよう
人々の暮らしに人工知能(AI)が欠かせなくなる“人工知能時代”はもう目前。ちまたには「人工知能が人の仕事を奪う」「AIが人間を脅かす未来が来る」といった漠然とした不安や焦りをあおる情報があふれています。
しかし、人工知能をよく知れば恐れることはないどころか、「人間の仕事を“楽に・楽しく”してくれるテクノロジーだとわかる」というのは、『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』の著者・藤野貴教氏。「人工知能の進化と働き方の変化」を研究テーマとし、組織開発・人材育成コンサルタントとして活動する藤野氏に、「人工知能の苦手な領域」から考える「人工知能時代の幸せな働き方」について解説してもらいます。
AIは過重労働から解放してくれる救世主になりうる
私は人事の内外を経験し、現在は組織開発・人材育成コンサルタントとして活動しています。人の「働き方」を研究する中で、AIが仕事に不可欠となる人工知能時代にもう間もなく到達するだろうということが実感としてわかってきました。望むと望まざるとにかかわらず、「人の仕事がAIに置き換えられていく」ことは確実な流れだといえます。
しかし、「ロボットが人にとって代わる」といったような悲観的なとらえ方はしていません。むしろ、AIの登場によって私たちはより人間らしく「楽しく」働くことが可能になるのではないかと考えているのです。
私たちはこれまで莫大な量の情報を、マルチタスク、時短などの効率化スキルを駆使し、睡眠時間も削ってなんとか処理してきました。しかし、情報量が爆発的に増え続けるうえに人手不足も加わる現代では、人々は、やってもやっても終わらない仕事に追われ心身共に疲れきってしまっています。
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