新型MacBookPro、使って分かった真の価値 13インチモデルを最速レビュー!

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Touch Bar搭載モデルを選ぶべきか? 通常モデルを選ぶべきか?(筆者撮影)

最後に、MacBook Pro13インチモデルで意見が分かれる、Touch Barの有無をどう選ぶかについて触れておこう。

今回1299ドルに値下げされたTouch BarなしのMacBook Proについても、前述の魅力的なディスプレイは同様に搭載されている。加えて、カタログ上は同じ10時間のバッテリー持続時間となっているが、Touch Barなしのモデルの方が、バッテリー搭載量は10%多い。

ただ、筆者のおすすめは、Touch Bar搭載モデルだ。その理由を3つ紹介しよう。

Touch Bar付きモデルがおすすめな3つの理由

1つ目は、より高速なプロセッサを選択できる点だ。ある程度長く使っていく前提で道具を選ぶという意味では、できるだけ性能の高いプロセッサが選べるモデルを選択した方が有利となる。現在のMacBook Proは非常に耐久性が高く、またOSのアップデートで高速化こそするが、遅くなることは少ないことから、じっくり長く使えるモデルを選んでおきたい。

2つ目は、Touch Bar対応アプリが増えている点だ。すでにクリエイティブソフトではアドビシステムズが、ビジネスアプリではMicrosoft OfficeがTouch Barに対応しており、トラックパッドとTouch Barを同時に使用するテクニックや、書式設定などをワンタッチで変更できるショートカットなど、日々の作業を効率化する手段になりつつある。

3つ目は、Thunderbolt 3ポートが左右にある点だ。MacBook Proは、Thunderbolt 3端子から充電をするが、どのポートに差し込んでも充電することができる。Touch Barモデルは左右4ポートが用意されており、どちらからでも充電できるため、机の上のレイアウトでも邪魔にならない。
MacBook Pro 13インチTouch Barモデルは、長くつきあえて、毎日持ち出しても苦にならず、仕事を楽しく彩ってくれる。そんな相棒として、多くの人にとってぴったりの選択肢なのだ。

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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