新型MacBookPro、使って分かった真の価値 13インチモデルを最速レビュー!
Touch Barのないモデルについても最新のプロセッサが採用され、さらに米国の価格で1499ドルから1299ドルに値下げされた。ちょうど新学期シーズンを迎える米国で、魅力的な性能と価格のバランスを整える意味合いもあったといえる。
Touch Bar付きの13インチモデルは、1.37kgと軽量化された品質の高いアルミボディに、最新の操作性、処理性能、サイズ、価格のバランスが取れた、非常に選びやすいモデルと位置づけることができる。
毎日持ち歩くが、メインマシンとしても使いたい。写真やビデオ編集も行うが、プロフェッショナルとしての仕事をするわけではない。MacBook Pro 13インチ Touch Bar付きのモデルは、そんな非常に良いバランス感覚を備えた、選びやすい1台なのだ。
約7カ月で刷新
アップルは、2016年10月に、MacBook Proのフルモデルチェンジに取り組み、13インチモデル、15インチモデルともに、ディスプレイ品質を向上させ、また小型化、軽量化を推し進め、まだ普及しているとは言えないThunderbolt 3(USB-C)コネクタに統一するなど、MacBook Proの新しい時代の幕開けを告げた。
既存のユーザーからは、新デザインに関して歓迎があった一方で、パフォーマンスについては魅力を発揮し切れていないとの評価もあり、主力となるiMacの刷新、ハイエンドマシンとなるMac Proの停滞などから、「アップルがiPhoneに傾倒するあまり、Mac軽視になっているのではないか」との批判も出ていた。
そんなアップルが、開発者が集まるWWDCをMacアップデートのチャンスに選んだことは、最良のタイミングだった。しかし、2016年10月に買い換えた筆者を含むユーザーは複雑だ。1年もたたないうちに、最新のCPUを搭載するモデルが登場してしまったからだ。
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