4人以上の場で話が苦手な人に教えたい知恵 心地よい2番手を目指し、否定語は発するな

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「乾杯した後、この大勢の中でどう振る舞ったら……」と密かに悩む人は少なくないはずです(写真:Ushico / PIXTA)
4人以上の場になると、なぜか話しにくくなり、言葉数が減ってしまいがちです。
とはいえ、発話量最下位にはなりたくないし、「この人、あんまりしゃべってない」とも思われたくない――。こんな心理が働く、話しにくい「複数の場」において、どうすれば自然と「話していない」イメージを振り払うことができるのでしょうか?
「複数の場で話せるようになるには、『脳の処理能力の壁』問題を踏まえた対策が必要」と明かすのは、3000億以上の人間の行動を分析し、1000件以上の集団インタビューをしてきた、『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』の著者・岩本武範氏。4人以上集まっても言葉数が少なくならず、そして印象においても「最下位」にならないための大きな戦略と、発話量を増やす戦術を伝授します。

「2番手」が最強のポジションである

話せるようになる前に、4人以上の場での「大きな戦略」として、目指してほしいポジションがあるのですが、それは「2番手」。飲み会やランチ会、ミーティング前の雑談などで人が集まったとき、もっとも印象がいいポジションがあるのですが、それこそが発話量が2番目に多い「2番手」です。

「話せない」と悩む4番手や3番手は会話量が少ないので印象をよくするのは難しいのですが、かといって無理に話してもイメージは好転しません。

むしろ、普段話せない人が何とか話そうとすると、「必死感」が相手に伝わり、「なんか頑張ってる」と感じ取られてしまうことも。それに、口数がいちばんの1番手は、「自分のことばかり話している」と思われる危険性もあり、そもそも慣れない人が1番手を務めても長くはもたないでしょう。

次ページ日本人の多くが無意識的に好んでいる「2番手」
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