外資系と日系のエクセルはこんなにも違う ブランドと生産性を支える「ルールと仕組み」
日系と外資系では、資料作成にも違いがある
先日、ニューヨークに行ってきました。投資銀行で働いていた頃はよく行っていましたが、今回はかなり久しぶりの訪問。相変わらず騒がしい街ですが、Uberが一般的になっていたりと、以前とは違った点も多く見られました。
一方で、現地に住むモルガン・スタンレー時代の同僚と話していると、この投資銀行という仕事は私が在籍していた頃とあまり変わっていないな、と感じました。もちろん金融サービスは日々進化しているわけですが、いわゆる若手の仕事、つまりエクセルを使った財務分析、資料作成といった仕事については、世界中で同様の研修が展開されています。
今回私もさらなるスキルアップのために現地講師が行うエクセルの研修を受けたのですが、20代に習ったエクセルスキルが今でも役立つことを実感できました。
他方、国内に目を向けるとゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーといったグローバル投資銀行と、日本を代表する日系金融機関では、その資料作成という仕事ひとつとってもかなり違う印象を受けます。今回は、日本企業と比較しながら、外資系投資銀行のエクセルの特徴、その美しさの秘密について、私の個人的な意見も含めながらお伝えします。
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