女性の新入社員の中には、そろそろスーツではない「オフィスカジュアル」に挑戦したいと思っている人もいるだろう。クールビズが浸透したことで、これから夏に向けて、スーツ以外の軽装を奨励する職場も増えている。
しかし、「研修でいちばん多い質問は、『何を着ればいいか』ですね」(33歳・メーカー勤務)というように、どこまでがオフィスカジュアルとして認められて、どこから認められないのか、非常に悩ましいところだ。そこで今回、出社前に困らない「オフィスカジュアル」の基本をまとめた。
短パン、袖なし姿に「虫取りにでもいくの?」
新入社員がオフィスカジュアルで悩むのは、会社によって基準があまりにも違うからだろう。ジーンズOKの会社もあれば、基本的にスーツで、上着を着用しない形をオフィスカジュアルと呼ぶ企業もある。
「うちはけっこう自由だけど、さすがに新人がタンクトップにショートパンツという、まるで虫取りにでも行くようなスタイルで出勤してきた時はびっくりした」(旅行・28歳)、「店舗に配属されたコたちが、本社研修の時に帽子をぬがないのにはあきれた」(アパレル・35歳)、「長い爪にゴツゴツのストーンだらけのネイル。『あんた仕事する気あるの?』とつっこみたくなる」(広告・40歳)。
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