もうひとつ、あいづちでよくあるNG例は、「大げさすぎるあいづち」です。
こんな「あいづち」も不愉快です
【ダメなあいづち3】あいづちが毎度「大げさ」すぎる
A「まだ壊れていなかったんだけど、冷蔵庫を買い替えたんだ」
B「うっそ~~~!? なんで!?」
A「もう10年以上使っていて、いつ壊れてもおかしくなかったからね。そしたら電気代がグッと安くなって驚いたよ」
B「エ~~~ッ、マジで!?」
B「うっそ~~~!? なんで!?」
A「もう10年以上使っていて、いつ壊れてもおかしくなかったからね。そしたら電気代がグッと安くなって驚いたよ」
B「エ~~~ッ、マジで!?」
「エーッ!」「ウソ!」「ヤダァ!」「マジで!?」「イヤ~ッ」など、大げさなあいづち。どちらかというと若い人、とくに女性に多いパターンです。
「会話を盛り上げよう」という気持ちもあるのでしょうが、あまりに大げさだと相手は疲れてしまうし、バカにされている気分になりかねません。またこれらの言葉自体もあまり品がいいとはいえませんね。
【ダメなあいづち4】「相手の話にかぶせて」あいづちを打つ
A「『噴飯もの』っていう言葉があるけどさ……」
B「あ~、はい、はい」
A「あの言葉を、私はずっと『腹立たしい』という意味で……」
B「ほう、ほう、ほう!」
B「あ~、はい、はい」
A「あの言葉を、私はずっと『腹立たしい』という意味で……」
B「ほう、ほう、ほう!」
相手の話をしまいまで聞かずに、かぶせてあいづちを打ってしまうパターンです。業界用語でいう「食い気味」です。
これをやられてしまうと、相手はせわしない気持ちになってしまいますし、「きちんと話を聞いてもらえていない」と不満が生まれてしまいます。
「聞く力」の基本は、相手の話を「最後まで」聞いてから話すこと。相手の話を最後まで聞かずに打ってしまったりするあいづちも、気をつけなければなりません。
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