バスケットボール"3点シュートの罠"とは?

そして、経済政策は家計にどのような影響力を持ちうるのだろうか

バスケットボールのルール変更、その影響は?

著者:安田洋祐(経済学者、政策研究大学院大学助教授) 撮影:尾形文繁

バスケットボールの全米チャンピオンを決定するNBAファイナル。今年は最終第7戦までもつれこむ大接戦となり、結果は、マイアミ・ヒートがサンアントニオ・スパーズを下し、2年連続3回目のリーグ制覇を果たした。

このNBA(全米プロバスケットボール協会)が、94~95シーズンに興味深いルール変更を行っていたのを、ご存じの方はいらっしゃるだろうか。

バスケットボールの得点は、シュートを放った場所が一定のエリア内だと2点、それより外側からだと3点になる。点がたくさん入る試合の方が面白いということだろう、得点増加とそれに伴う人気アップを狙って、2点のエリアを実験的に狭くしたのだ。

はたして、思惑通りに得点は増えたのだろうか。皆さんにもぜひ予想していただきたい。

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