東大合格「公文式とピアノとゲーム」の結節点

中学受験期までに東大生は何をしていたのか

おおた:Bさんは小2の時点で高校の数学までできるようになってしまっていて、方程式なんかをばっちり使えたわけじゃないですか。中学受験勉強で、わざわざ和差算とかつるかめ算とかやるの面倒くさくなかったですか?

Bさん:中学受験塾ではxとかyとか使うなと言われるので、一応言われたとおりに解いていました。でも桜蔭の入試の本番では、方程式を使って解いちゃいました(笑)。たぶん大丈夫だろうと思って。

おおた:それと、公文の先生との絆というか、それは本の取材の中でもよく聞きました。この道何十年という先生が、本当によく子供のことを見ていて、親御さんにもアドバイスをしてくれる。それも公文の魅力ですね。先生との相性が悪いというケースもないわけじゃないんですが(笑)。

Cさん:私は中学受験もして、高校受験もしました。公文の数学は、まさに高校受験を楽に突破できるように考えられているので、高校受験ではそのまま役に立ちました。各高校の出題傾向に合わせた対策をする必要はありましたが、その程度で十分です。

公文とピアノの意外な共通点

おおた:では、お勉強以外のことも含めて、幼少期にやっていて良かったと思うことは何ですか?

Aさん:公文以外にはピアノと体操と水泳をやっていました。ピアノのおかげで音楽の素養ができたので、良かったと思っています。それと、体操をやっていたおかげで、体の使い方が身に付いていて、だいたいどんなスポーツもできます。水泳はいやいやでした。帰りに毎回スタバに寄るのが楽しみで、なんとか続けました。

おおた:中高時代の部活は何を?

Aさん:野球をやっていました。

おおた:じゃ、東大野球部でエースを目指す?

Aさん:いや、野球は続けません。テニスサークルに入ることにしました(笑)。

おおた:それもある意味で王道ですね(笑)。

Bさん:ピアノとバレエをやっていました。ピアノは結構大変でした。母が音楽系の大学を目指していたこともあったくらいで、勉強のことよりもピアノには厳しかったので。「お誕生日くらい練習しないでいいでしょ」と言ったのに、それも「ダメ」と言われた記憶があります。バレエも良かったですね。中高ではダンス部に入りましたが、バレエでの経験が素地になっていると思います。勉強とは直接関係ありませんが、それらが私の土台になっていると思います。

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