するとシロウさん、タロウさんに向かって
と言って、Did it start in Singapore? (シンガポールで後退し始めたのか?)なんて、ちょっと直接的すぎじゃないです? タロウさんはまったく気にせず、I think so. (たぶん)なんて深刻に答えてます。せめて
くらいの言い方にしましょうよ。widow’s peakは「富士額」のこと。男性、女性を問わず使えて、本来は男性脱毛症とは関係のない話です。ただ、男性の話をするときには、M字型に後退している髪形のことを指すこともあります。このとき正確には
と言うのですが、はっきりrecedingと言わなくても文脈でわかることが多いですね。
富士額に似合う髪形は?
こんな話の流れで、今度は富士額の話になりました。ジロウさんが
と言いました。「富士額の人は、ツーブロックがいちばん似合う」と言いたいのでしょう。英語でツーブロックはundercutと呼ばれていますので、ジロウさんの英文を正しくするとこうなります。
すると、タロウさんが冗談っぽく
と言いました。さっきの「M字型に後退している」の婉曲表現を逆手に取ったのですね。
でも、skinheadは人種差別主義者の白人たちのこと。タロウさんが言いたかったのは、「丸刈り〈坊主頭〉」のことですよね。英語で「丸刈り」はskinheadではなくbuzz cutと言います。またはshaved headと言うネーティブも多いですね。
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