KDDI、ジェイコム連結効果で9割増益

第1四半期は売り上げ1兆円の大台に

KDDI(au)は7月30日、2013年4~6月(第1四半期)の決算を発表した。売上高に相当する営業収益は前年同期比16%増の1兆0024億円と、四半期ベースでは初の1兆円大台乗せ。営業利益は89%増の1786億円、純利益も32%増の681億円と大幅増益を達成した。

スマホと固定のセット割引が新規契約引っ張る

増収増益の背景にあるのは、今2014年3月期から連結化したケーブルテレビ大手・ジェイコム社の寄与に加え、固定回線収入の順調な伸びや、スマートフォンユーザーの増加を背景としたモバイル通信料収入の増加がある。

さらには、前13年3月期に計上していた周波数再編関連のコストがなくなったことから大幅増益となった。ジェイコム株の取得に関しては384億円の特別損失を計上したが、これも楽々と吸収した。

新規契約の牽引役となったのは、スマホと固定回線とのセット割引である「auスマートバリュー」だ。

今第1四半期においては、auのスマホ新規契約のうち36%、固定回線のうち60%のユーザ-が、このスマートバリューを利用している。KDDIにはドコモからのユーザー流入が続いているが、その多くがスマートバリューを利用している。ソフトバンクと比べても、顧客獲得の大きな武器となっているようだ。

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