KDDI、ベンチャー育成の狙い

支援プログラム「無限ラボ」、4期生が巣立つ

KDDIは7月23日、ベンチャー支援プログラム「∞ Labo(無限ラボ)」第4期生のサービス発表会「KDDI∞ Labo 4th Demoday」を開催した。

無限ラボには毎期4~5チームが参加、KDDIによる多方面の支援を受けながら、3カ月間でサービスの完成・事業化を目指す。第4期には社内の2チームを含む7チームが参加した。これまで参加したチームすべてがサービスを期間内に完成させ、KDDIのアプリ取り放題サービス「auスマートパス」などでデビューを果たしている。元グーグル社員が創業し、わずか1年4カ月で会社売却に成功した「シンクランチ」は無限ラボ1期生だった。優秀なベンチャーにはKDDIの「オープンイノベーションファンド」(運用規模50億円)を通じて出資するケースもある。

ドコモもベンチャー支援をスタート

最近ではNTTドコモも同様のプログラムをスタートさせている。携帯電話事業者としては、若いベンチャーの支援により、各種サービスを開発したり、ノウハウを蓄積したりすることで本業である通信事業とシナジーを生み出したい、という狙いがある。

最優秀賞に選ばれた、リディラバの安部敏樹氏(右)とKDDIの高橋誠専務

発表会では各チームのプレゼンに加え、サービスの表彰も行われた。4期の最優秀チームに選ばれたのはリディラバの「TRAPRO(トラプロ)」。あらゆる社会問題をユーザーが共有し、現場に実際に行くツアーも作ることで、社会問題を考える機会をさらに広げるサービスだ。ツアーに参加した後は感想を投稿し、共有する機能などがある。

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