先輩が語る「就活面接」でホントに出た質問集

「すしネタに例えると?」は都市伝説ではない

2位 あわてずに考えよう「あなたを〇〇で表すと?」

2番目に多かったのは、「あなたを〇〇で表すと?」といった質問だ。バリエーションが豊富で、「あなたを表す四字熟語は?」(文系、早稲田大学)、「あなたを表すキャッチフレーズは?」(文系、近畿大学)、「あなたを漢字一文字で表すと?」(文系、千葉大学)、などがある。準備しておけば安心して回答できるので、「『あなたを一言で表すと?』は対策していたので『来た!』って思った」(理系、名古屋大学)という先輩もいた。

1位 例えるものは数知れず・・・「〇〇に例えると」

2017年卒生の先輩たちが印象に残った面接質問で、最も多かったのが「〇〇に例えると」というタイプの質問だ。「あなたを動物に例えると?」(文系、筑波大学)は最多だった。「色に例えると何色?」(文系、成蹊大学)もよくある質問だ。動物や色は就活面接に限らず、日常の会話でも話題にすることがあるので、考えたことがあるだろう。ならば以下はどうだろうか。

「あなたを野菜に例えると何ですか」(文系、学習院大学)、「車に例えるとどんな車ですか」(文系、京都産業大学)、「電化製品に例えると何か」(横浜デジタルアーツ専門学校)。

企業は真剣に「すしネタに例えると」を聞く

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就活対策本に掲載されていても、本当にそんなことを質問されるのだろうかと疑いたくなる質問ばかりだが、先輩就活生は実際にこうした質問を投げかけられている。さらにはこんな質問も。

「自分をサザエさんの家族の誰かに例えると?」(文系、実践女子大学)、「太陽系に例えると?」(文系、中部大学)、「食べ物に例えると?」(理系、学習院大学)。中でも食べ物系はバリエーションがあり、「すしネタに例えると何か」(文系、名古屋女子大学)、「鍋の具材に例えると?」(文系、立教大学)、「おでんの具に例えるなら?」(文系、東洋大学)など、いったいどこまで例えればよいのか、と突っ込みたくなるほど。「そのこころは?」と、理由も求められると、笑点の大喜利になりそうである。

しかし企業は真剣に聞いている。「〇〇に例えると」や「〇〇で表すと」といった質問から、学生が臨機応変に対応できるかを見ようとしているからだ。準備をしていない質問が投げかけられたとしても、焦らずに回答して、その理由を自分なりの考えで組み立てられればよい。

自分のことを言うのだから、どう答えても正解と思い、自信をもって答えよう。例えて話す中で、志望する業界・企業が求める人材像に、自分がふさわしいことを伝えられるとよいだろう。

企業は面接で学生のよさを引き出そうとしている傾向がみられ、今回のランキング以外にもそうした質問も投げかけている。採用する側が面接で知りたいのは、就活本の受け売りではない、学生の真の姿だ。これらの質問に答える中で、短い時間で自分の人となりをうまく伝えられるように、日ごろから練習しておきたいものである。

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