デキないオトコほど「悔し泣き」をする理由

デキる人の「負けた自分」の見つめ方とは?

(2)悪魔のツバサ

英語に訳すとデビルウイング。空は飛びません。ピンチになったら「毒」を出すツバサです。英国キール大学の心理学の実験によると、普段悪態をつかない人が悪態をつくと、闘争本能が発動して痛みへの耐性が増すそうです。デキるひとはピンチの時にあえて自分のブラックな一面を出して毒づく、黒いツバサを隠し持っています。映画「ブラックスワン」みたいですね。

目の前の仕事に忙殺されたときの「前を向くツバサ」

(3)前を向くツバサ

別名「プロアクティブウイング」。ニキビ対策品とは関係ありません。「先を見越す」ツバサです。あるデキる先輩から教わった教訓です。「目の前の仕事に忙殺される程ピンチになったらどうしたらいいと思う? 来週、再来週の予定を思い出すんだよ。プロアクティブだよ」。忙しくて目の前のことしか考えられない時こそ、少し先の予定を思い出して先を見越した対策を考える。パニックになるのを避けるツバサです。

ちょっと不思議な考え方にも聞こえますが、気持ちがドツボにはまりそうなとき、一気にふわっと目線を変換してくれそうなツバサのお作法です。

デキないオトコが、悔し泣きをしてしまうのは、相手に勝たねば、強くあらねばという固定観念が背景にあるから。デキるひとは負ける自分、弱い自分を認めているから本当の「強さ」を身に付けているのかもしれません。

小さい頃のニックネームは「泣き虫」だったのに、今や芯の強いアスリートに成長した、ある卓球少女のコトバを思い出しました。

(自分の弱さが精神面の弱さにあることは)認めたくなかった。でも、自分の弱さを認めて、そこから、じゃあどうすると考えた方が、結局はプラスに作用するんじゃないか。少しずつそう思うようになりました。
〜福原愛
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