就活で「完璧な自分」を装うのは止めよう 飾ろうとすると緊張して自分が見えなくなる

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何度練習しても面接であがってしまい、しゃべれないことが続き、試験そのものが怖くなりました(写真:けいぞう / PIXTA))

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

私は現在、地方短期大学に在学中の2年生です。卒業まであと2~3カ月だというのに、いまだに企業からの内定をいただけていない状況です。昨年3月から積極的に企業説明会やセミナーに参加していたのですが、面接では失敗ばかり。何度練習しても本番であがり、しゃべれないことが続き、面接官の顔が見られなくなり、試験そのものが怖くなりました。また、自分の働く目的や将来のビジョンもわからず、いくら考えても堂々巡りです。
揚げ句に就活うつ状態になるという体たらく、周りにバカにされるのも怖くて、ふさぎ込むようになりました。しかし最近、少しずつでも動かなければ何も変わらないと思い、再び就活を再開しました。そこで、今まで自分がやっていたことがいけなかったのなら、これからは何をしたらよいのだろうと、考えるようになりました。
こんな時期に就活したってもう遅いかもしれません。でもこのままニートになるのでは、短大に通わせてくれた親に顔向けできません。今の自分にはどのような就活方法かベストなのでしょうか。また、働くことによいイメージがない自分をどのように改善していけばよいのでしょうか。ご回答いただけたら幸いです。
短大生  平田

原因究明なくして解決策なし

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就職活動に苦労なさっている様子が伝わってきます。平田さんのように、なかなか内定をもらえずに悩んでいる学生は、たくさんいると思います。

しかし、焦りは禁物です。誰にでも通用するような「ベストの就職活動方法」などありません。自分に合ったベストの方法をそれぞれが模索することが必要です。

その際、自分自身の性格を理解したうえで自分に合った方法を編み出すことが求められます。原因究明なくして解決策なし、です。

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