トランプ相場で大暴落から身を守る投資法 「長めの投資」だけでは、相場に勝てない

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【1月11日(水)】午前5時半、日経225先物は、30円高の1万9340円、NYダウは、31ドル安の1万9855ドル。昨日、増配発表したリソー教育は、6円高の640円で寄り付いたが、引けでは16円安の618円と下げてしまい、年初来高値を更新したものの寄り付き天井となってしまった。日経平均は、63円高の1万9364円と4日ぶり反発。

【1月12日(木)】午前1時、トランプ次期大統領の会見が始まる。具体的な経済刺激策に触れず、やや失望。日経225先物は、20円安の1万9330円、NYダウは、98ドル高の1万9954ドル。

昨日引け後、平成29年2月期第3四半期決算を発表した吉野家ホールディングス(9861)は、46円高の1679円で引け、年初来高値を更新した。3~11月の売上高は1%増の1406億円であったが、牛肉の仕入れ価格が低下し、営業利益は41%増の12億円となったことを好感した。日経平均は、229円安の1万9134円と大幅安。17時46分、1ドルは、113円台を付け、5週間ぶりの円高水準。

今年は投資方針一部変更、チャンスがあれば短期売買で

【1月13日(金)】午前5時半、日経225先物は、40円高の1万9150円。NYダウは、63ドル安の1万9891ドル。日経新聞15面、ビックカメラ(3048)が、26%減益、9月~11月訪日客向け販売減と報道。19円安の1053円。日経平均は、152円高の1万9287円。

【1月14日(土)】午前5時半、日経225先物は、前日比変わらずの1万9250円。NYダウは、5ドル安の1万9885ドル。1ドルは、114.52円、1ユーロ=121.84円。NYダウは、2万ドル目前にして足踏み状態、日経平均株価も2万円まで少し遠くなってしまった。第45代米国大統領にドナルド・トランプ氏就任となる1月20日まであと数日。

前回は、今年の投資方針として、大暴落に巻き込まれないように保有株式のキャッシュ化を進めると書いたが、もう少し具体的に言うと、短期売買にする方針。基本的には、私の売買スタイルは、中長期投資なのだが、中長期で保有していると暴落に巻き込まれる可能性が高くなる。今年はボラティリティ(価格変動)が高くなることも予想されるので、チャンスがあれば短期売買で参戦したい。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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