長い目で株式相場を眺め、日々マーケットと格闘するカリスマ投資家の内田衛氏。億単位の資金を持つ内田氏の2016年の運用成績は驚きの結果に!だが2017年も「引き続き強気」と思いきや……。
ようやくパナソニック系の2社が上場廃止へ
【12月19日(月)】9時4分、2016年の10月25日に上場したJR九州(9142)が、40円高の3110円と上場来高値まであと10円まで反発してきた。公開価格2600円で上場初日に3120円の高値を付けてからまだこの高値を抜いていないのだが、抜けそうで抜けない。終値25円高の3095円。
東京テアトル(9633)が、30円安(15.87%)の159円と大幅安。11月22日に50円ストップ高した日に180円で1万5000株の保有株全部を売っているので、ようやく思惑通り下がってきて嬉しい。18時40分、東芝(6502)から、特設注意市場銘柄の指定継続に関するお知らせがあった。このところ、半導体事業が好調で業績の上方修正などもあって、株価はすでに特設注意市場銘柄指定が解除されているかのように堅調だ。本日終値は、2.5円高の463.1円。日経平均は、9円安の1万9391円と10連騰ならず。
【12月20日(火)】午前5時半、日経225先物は、30円安の1万9340円。NYダウは、39ドル高の1万9883ドル。日銀は、景気判断を上方修正(2015年5月の会合以来1年7カ月ぶり)したが、金融政策は据え置き。昨日、特設注意市場銘柄指定継続を発表した東芝は、4.9円安の458.2円と影響は少ない感じ。日経平均は、102円高の1万9494円と堅調。
【12月21日(水)】午前5時半、日経225先物は、50円高の1万9550円、NYダウは、91ドル高の1万9974ドルと大台の2万ドル目前。昨日、パナソニック(6752)は、株式交換による完全子会社化を発表し、パナホーム(1924)は115円高(値上がり率1位、13.2%)の986円、パナソニックデバイスSUNX(6860)は、79円高(値上がり率2位、10.48%)の833円と交換比率にさや寄せし大幅高。
親子上場も減ってきており、いつかこうなるとは思って注目していた時もあったのだけれど、なかなかならなかったので、ようやくといった感じだな。JXホールディングス(5020)と東燃ゼネラル石油(5012)が臨時株主総会で、経営統合承認と報道。日経平均は、50円安の1万9444円。
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