「10年前は坪149万だった」大阪のタワマンが4倍に爆騰。汐留の失敗に学んだ"グラングリーン大阪"の超贅沢な空間活用

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大阪・中之島の風景(2024年6月撮影)(写真:でじたるらぶ/PIXTA)
空前の建設ラッシュに沸く大阪のタワマン市場。かつての「格安一等地」は今や数倍に跳ね上がり、街の景色を劇的に変えています。本稿では『強欲不動産 令和バブルの熱源に迫る』より一部抜粋のうえ、再開発により変貌を遂げる都市の現在地を追います。

2015年、大阪のタワマンを2600万円で購入

大阪のタワマンに投資するA氏が街を案内してくれた。

A氏は、2015年、オリックス不動産と他4社が共同開発した「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」の2LDK、58平方メートルを投資用に購入した。今から10年前だ。当時の金額は2600万円で、坪単価にすると149万円だった。

繰り返すが、本町と心斎橋の間という一等地が、たったの坪149万円だった。

それでも、分譲を開始した当初、オリックス不動産の営業社員たちはかなりの苦戦を強いられたそうで、契約時にはわざわざA氏が住む東京の自宅にまでやってきて、うやうやしく応対したそうだ。今、このタワーの坪単価は、360万円~800万円台となり、3倍~4倍に値上がりしている。

「当時は、坪120万円とか140万円ていうのがゴロゴロしとったんです。信じられないでしょう。わたしらだってこんなに上がるなんて思ってもいなかったですよ」とA氏は言う。

2017年には三菱地所レジデンス他3社が分譲した「ザ・パークハウス中之島タワー」も、A氏は2部屋買った。

「営業社員から買って買ってと言われて買うたんです。当時の価格は、坪230万円ですよ。冗談みたいに安い金額でしょう」。今では、坪600万円は固い。

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