カリスマ投資家が株の半分を売却する理由 日経平均株価はついに2万円が見えてきた

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日経平均は2万円が間近。でもカリスマ投資家は年末にいったん株の半分を売るという(写真:xiangtao / PIXTA)

先高感があるからか、下がってもすぐに値を戻す日本株。日経平均株価もいよいよ2万円が見えてきた。日々持ち株のチェックに余念がないカリスマ投資家の内田衛氏だが、今年は例年と違って、ある「重大な決意」をしていた。その重大な決意とは?

「君の名は。」の効果がすごすぎる

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【12月5日(月)】先週末の日経225先物は、10円高の1万8340円、NYダウは、21ドル安の1万9170ドル。イタリアの国民投票は、改憲否決でレンツィ首相が辞意。以前に優待目的で長期保有していたグローバルダイニング(7625)が、9時28分、80円ストップ高の353円を付けそのまま引けた。

この銘柄は、年1回くらいなぜか急騰しているのだが、今回ストップ高した理由は、記録的な大ヒットをしている『君の名は。』の主人公、高校生の立花瀧くんのアルバイト先のモデルとなっているのが、グローバルダイニング経営のイタリアンレストラン「カフェ ラ・ボエム」の新宿御苑店だったからなのだ。

そして映画を見て聖地巡礼として店舗に来てくれれば、売り上げが上がるのではないか?という理由なのだ。しかし、この映画は8月26日に公開されているのに、今頃になってこんな理由でストップ高するなんて、社長や社員もビックリしているのではないか。私は、10月11日にこの映画を見ているのだが、ボーッと見ていたので、そこまで気がつかなかったな。日経平均は、151円安の1万8274円と続落した。

【12月6日(火)】午前5時半、日経225先物は、160円高の1万8420円。NYダウは、45ドル高の1万9216ドル。NY原油は、4日続伸で1年5カ月ぶりの高値。昨日ストップ高したグローバルダイニングは、今日も80円ストップ高の433円で引けた。出来高は2406万7800株と大商い。

12月2日なんか1日で2900株しか出来ていないのに、出来過ぎ。注目銘柄の東芝(6502)は、16.6円高(+3.8%)の453円と9日続伸。2月12日に155円の年初来安値をつけて、10カ月で株価は約3倍、「山高ければ谷深し」の逆で、株価V字回復。日経平均は、85円高の1万8360円。今日、ゆうちょ銀行(7182)の9月分の配当金が証券口座に入金された。

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