デキる人は5分の「スキマ時間」をこう使う パターン化しておけばもっと仕事ははかどる

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「スキマ時間」をムダにしていませんか?(写真:つのだよしお/アフロ)
「忙しい」「時間がない」と日々感じているビジネスパーソンなら、「時短」というワードは気になるところだろう。しかし、膨大な仕事を前に、何からカイゼンすればいいのかわからない、という声も。
そんな人に役立つのが、トヨタの現場で昔から教えられてきた「時短」の知恵だ。
トヨタのメカニックからIT企業のホワイトカラーに転身したという珍しい経歴を持ち、『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』などの著書のある原マサヒコ氏に、あらゆる業種で応用できるトヨタ式・時短テクニックを聞いた。

あらゆる現場までいきわたる「トヨタの教え」

「ジャストインタイム」「かんばん」「カイゼン」など独自の手法を築いてきたことでよく知られるトヨタ。徹底的に効率化を図ったこれらのトヨタ生産方式は、製造現場や販売店などをすべての現場からの生の声を吸い上げ、集約する中で体系化されていったものです。

その「トヨタの教え」は体系化された後、再び現場に戻ってきて、トヨタの全社員に浸透してきました。神奈川トヨタ自動車でメカニックとして働いていた私も、こうしたトヨタ流をとことん叩きこまれました。

そうして、ありがたいことに、整備技術を競う「トヨタ技能オリンピック」で最年少の24歳で優勝し、「カイゼン」のアイデアを競うアイデアツールコンテストでも2年連続で全国大会に出場するなどトヨタの現場で活躍することができました。

その後、私はトヨタを退職し、ブルーカラーからホワイトカラーへ転身した後に独立したのですが、その経験を通して改めて「トヨタの教え」のすごさを実感したことは前回記事でも書きました。それらの教えは私の指針となっていますし、また、あらゆる業種や人に応用できるものだと確信しています。

その中で今回は、「1秒をバカにしない(ムダにしない)」トヨタの教えをもとに、「スキマ時間」の効率的な使い方をお伝えしたいと思います。

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