デキる人は5分の「スキマ時間」をこう使う パターン化しておけばもっと仕事ははかどる
これも、スキマ時間ができたそのときに何を聴こうか選ぶというのではなく、自分の“勝負曲”のようなものをいくつか持っておいていつでも聴けるようにしておくといいでしょう。ちなみに私の場合は集中力の高まる「ヘミシンク」というジャンルの音楽を聴いて自分自身にスイッチを入れています。
そして「仮眠」ですが、20分程度の仮眠が脳の働きを活性化させる効果があることが最近ではよく知られるようになってきました。仕事中に睡眠なんて、なんだかムダに見える……という人もいるかもしれませんが、こうしたブレークを入れることで仕事効率も上がりますので、ぜひ上手に取り入れてみてください。
ドラッカーも「まとまった時間」を意識していた
ところで、スキマ時間の対極にあるのが「まとまった時間」です。著名な経営学者、ピーター・ドラッカーは、『経営者の条件』という本の中で、「成果を上げるためには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある」と述べています。
そう考えると、スキマ時間というのはやはり残務処理などに費やし、それによって創出された「まとまった時間」で成果を出していこう、と考えるべきなのかもしれません。
ぜひスキマ時間という「床に落ちているおカネ」を拾ってみませんか。そしてそのおカネを大きくしていくために、まとまった時間で成果を出す動きをしていきましょう。
(構成:山岸美夕紀)
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