デキる人は5分の「スキマ時間」をこう使う パターン化しておけばもっと仕事ははかどる

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まず、あなたがスキマ時間にやりたいことをいくつも書き出してみましょう。このスキマ時間にできる作業を大まかに分類すると、「残務処理」「次の仕事を生み出す仕事をする」「未来につながる仕事をする」といったものが考えられます。

「残務処理」とは、出先で日報を作成する、関係各所に連絡するなど、オフィスでの業務を補完するようなイメージですね。「次の仕事を生み出す仕事」とは、インターネットで調べ物をしたり、企画案を考えたり、などといった仕事です。

最後の「未来につながる仕事」は、読書をしたり、オンラインで英会話のレッスンを受けたりなど、自分に対する投資といった意味合いがあります。

次に、これを、「5分以内」「10分程度」「20分程度」といった時間ごとに分けてみてください。「この作業ならこの時間でできそうだな」と考えて振り分けていくのです。

「スキマ時間」にできること

私が実際に行っている作業は、次のとおりです。

▼5分以内
・電話連絡
・ニュースアプリでニュースをチェックする
▼10分程度
・Twitterでリサーチをする
・メーリングリストやLINEグループをチェックしてプロジェクトの進捗を確認する
▼20分程度
・資料のレビューなどを行う

 

いかがでしょう。たとえ5分というわずかな時間しかなかったとしても、ちょっとした電話連絡ならできますし、スマホのニュースアプリを開いてニュースをチェックして情報収集をすることもできます。

もちろん、購入して持ち歩いている新聞や雑誌があるならその記事を読んでもいいでしょう。つねに2冊の本を持ち歩き、たくさんの電子書籍も端末に入れています。

10分あれば、かなりのことができます。仕事に関する情報をTwitterでリサーチしたり、プロジェクト内のコミュニケーションに使用しているメーリングリストやLINEグループなどをチェックしたり、といったことも可能でしょう。

次ページ20分あれば
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