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さて、今週末は阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ、12月11日阪神競馬場11R)だ。今年はどんな2歳牝馬が居るのかと思ったら、目移りするほど強い馬が揃っておるではないか。ううむ、これは来年のクラシック戦線は牝馬上位かもしれませぬな。

昨年のこのレースにおいて、筆者は下記のような原則に基づいてめでたくメジャーエンブレムの勝利を当てている。読者の皆様におかれても、心してお読みいただきたい。

① 秋以降の実績重視
 ② 1600m以上での実績重視
 ③ 末脚重視
 ④ 坂のあるコースでの実績重視

実を言うと、これは筆者の盟友「上海馬券王」氏が発見した阪神JFの必勝法である。同じことを今年も試してみると、答えは一発、リスグラシューということになる。

人気のソウルスターリングは2戦2勝だが①がちょっと怪しく、ジューヌエコールは3戦3勝もしているが②が物足りない。その点、リスグラシューは秋以降に2勝し、しかも阪神1800mでの勝ちを含んでいる点がお値打ちだ。鞍上は戸崎騎手。ここから狙ってみよう。

2歳牝馬の祭典に、今年はディープインパクト産駒が1頭も出ていない。時代の変わり目なのだろうか。そこでディープの「孫」に当たるディーパワンサにも注目しておこう。あと1頭、1400mまでしか走っていないレーヌミノルだが、ダイワメジャー産駒ならばマイルまでは行けるだろう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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