慶應志木男が抱える「外部生扱い」のトラウマ

東京カレンダー「慶應内格差」<6>

大学入学時に「外部生」扱いされて失った自信は取り戻せるか
慶應義塾大学内には、他大学からは決して窺い知れない“格差”がある。それは、大学入学に至るまで、どのような経路を辿ってきたかという格差だ。比率的には、大学受験を経て入学する「外部生」が圧倒的に多いが、「内部生」もさまざま。小学校は貴族的な「幼稚舎」、中学は男子校の「普通部」と共学の「中等部」「SFC」がある。高校は男子校である「慶應義塾高」、埼玉の「志木高」、女子校の「慶應義塾女子」、共学の「SFC」、そして「NY高」と内部生は5つに出自が分かれる。
十把一絡げに慶應とは言い切れないモヤモヤを大学時代から抱え、社会へ旅立っていく。そんな“慶應内格差”についての東京カレンダーの人気連載をお届けする。

稼いだカネは「あぶく銭」、推定年収1億円以上の出世頭

「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

小原弘典。38歳独身バツなし。プライベートエクイティファンドでマネージングディレクターを務め、投資先企業に乗り込み取締役として辣腕を振るう頭脳派だ。小原は自分の財産を「あぶく銭」と呼んでいる。その「あぶく銭」で港区の2LDKの低層マンションに住む。

結婚は逃したが、会社では出世。外資アラフォーに多いパターンだ。

週の半分は手なづけているチームの若手を無理やり引っ張り出し、合コン三昧。会社名を出せば港区女子は目が輝きだす。小原も女性には困らず、最近は食傷気味だった。

そんな時、いつもの港区女子とは違う子たちに出会った。「3S(沙羅、栞、早希子)」と呼ばれているその子たちは、媚びない。27歳という花盛りを謳歌し、怖いもの知らずなのだろう。

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