デキないオトコが「組織を殺す」2つの理由 デキる人は組織を「人より機能」で見ていた

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以上のように、デキないオトコとデキるひとを分けるポイントは、問題を解決する上での視点が「誰」にあるか、「ドコ」にあるか、この違いにありそうです。

次に、「役割分担の仕方」について、デキないオトコとデキるひとの違いを見ていきます。役割分担をするとき、チームをどう整理するかで、両者のお作法は全く違ってきます。

 

・デキないオトコ:「表」にまとめる

役割分担表にまとめるのがデキないオトコ。メンバーを一覧にして、Aさんに「○担当」と書く。そして「□担当(兼務)」「△担当(兼務)」…と書き加える。Bさんも「○担当、□担当、△担当」。CさんもDさんもEさんも同じ…。やたらと兼務が多くて、役割もメンバー間で重複している分担表のできあがり。「組織論=責任論」と考えてしまうので、責任のなすりつけ合いを回避しようとした結果、1つの担当の責任を何人かに分散させる役割分担をしてしまいます。

デキるひとが活用する、ひと目でわかる組織図

・デキるひと:「図」にまとめる

一方、「組織図」にまとめるのが、デキるひとのお作法。「組織論=機能論」と考えるので、リーダーのハコの下に「○、□、△…」と機能・役割別のハコを書いて、そこにメンバーの名前を書き込んで完了です。基本的に、同じメンバーが2つ以上のハコに入ることはなく、誰が何を担当するのかが、一目で分かりやすく整理された役割分担です。

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