IT企業やネット企業の多くは、社内に異なる業種の事業を多数有している。たとえばミクシィの場合、収益柱の「モンスターストライク」(モンスト)をはじめとするゲーム事業のほかに、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)事業や写真・動画の共有サービス事業、その他、転職サイト、婚活支援サイトなど、さまざまな事業を展開している。
そもそも業界の中では技術やビジネススキームの変化がめまぐるしく起こっている。そのような環境で、どのような人材が求められ、社員たちはどのようなキャリア形成をして行くのだろうか。11月17日配信「就活生必見!これが『ネット業界の仕事』だ」に引き続き、ミクシィを通して、就活生が知りたいであろう、IT・ネット業界の仕事について見ていく。今回は同社が求める人材とキャリアプランについてだ。
2017年卒生は約40人を採用予定
ミクシィの場合、2017年卒生の新卒採用では、およそ40人の採用を予定している。対してエントリーシートの応募数は約1500通なので、競争倍率は高い方だろう。書類選考の後、人事担当者による面接、各事業部の現場リーダーによる面接、社長と役員による面接など数回のフィルターを経て、採用が決まる。
新卒社員を採用する際、3つの職種を設けて募集をしている。情報工学などの情報技術を専門に学んだ理系の修士・大卒学生を対象にした「エンジニア職」、美術大学などの出身者を対象にした「デザイナー職」、そして全ジャンルの学部・院卒生を対象にした「総合職」だ。
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