吉田カバン、この秋注目のリュックはこれだ 企画担当者に、こだわりを聞いてみた
リュックサックであるポーター/ユニオン(6型4色)は、誕生から20年のロングセラーリュックサックシリーズ。特徴は、ワークベルトのようなオープン型前ポケット。開口部はバックルで留めるだけの仕様で、二本のハンドルを使ってトートバッグのように使うこともできる。マチ幅を調整するテープが付き、広げるとかなりの荷物を入れられる。生地はポリエステルキャンバス。そのロングセラーの魅力を、吉田カバンの企画チームの長、長谷川進さんに聞いた。
誕生から20年の大人気リュックサック
――90年代後半に大ブームをまき起こし、その後ロングセラーとなったユニオンに、ネイビーとグレーが追加されることになりました(12月上旬発売予定)。
長谷川:ポリエステル系素材で、色目が淡くなる特性があるので、落ち着いた色目を選んでワントーンに仕上げました。現代的なコーディネートにも合わせやすいと思います。
このシリーズを発表した1995年当時は出だしが鈍く、どうなることかと思っていたものですが、一部の方がこの個性的なデザインを好んでくれて、徐々に人気が広がりました。若い方だけでなく、メイン収納部に画材を入れた大人の方など、いろいろな使い方をされている人を街中で見ると、うれしく感じます。