就活「業界研究」で最低限押さえるべき3要点 面接官から一目置かれる「業界地図」活用術

✎ 1〜 ✎ 180 ✎ 181 ✎ 182 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

まず1つ目のポイント「業界内のカテゴリー」について見ていこう。一口に「○○業界」と言っても、企業ごとに手掛けるカテゴリーは異なる。

◇食品業界だったら 菓子、パン、冷凍食品、調味料、即席麺 など
◇人材サービス業界だったら 
総合系、採用広告、技術者派遣、製造系、営業系 など
◇出版・書店業界だったら 
総合出版、経済書、文芸書、出版取次、電子書店 など
◇医薬品業界だったら 
新薬メーカー、大衆薬メーカー、後発薬メーカー など

 

まず、その業界にはどのようなカテゴリーがあるか、志望企業はどのカテゴリーに属しているのか、または得意なのかをチェックするだけで業界の全体像をざっくりと把握できる。併せて、各社の特色コメントも読んでいくと、同じカテゴリーの中でも特にどんな強みを持つ企業なのかがわかる。

次に、「業界の大手」を調べる。大手とはいわば業界の顔、業界の人なら知らない人はいない会社だ。たとえ中堅企業を志望していても、大手3社くらいはスラスラ言えるようにしたい。

業界大手3社は頭に入れておきたい

業界地図では、各業界のプレーヤーが地図の上のほうから、売上高の大きい順に並んでいる。多くの業界では、売上高や販売台数シェアなどに基づいて、国内(世界)1位、国内(世界)2位といったランキングのマークも付いており、順位がパッとわかる。一例を挙げてみる。

◇酒類業界だったら
ビール類国内1位 アサヒグループホールディングス
ビール類国内2位 キリンホールディングス
ビール類国内3位 サントリーホールディングス

◇トイレタリー業界だったら
国内1位 花王
国内2位 プロクター&ギャンブル(米国)
国内3位 ライオン

◇広告業界だったら
国内1位 電通
国内2位 博報堂DYホールディングス
国内3位 アサツー ディ・ケイ
次ページ業界順位の変化は話題になる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事