41. 明智小五郎は当初、モジャモジャ頭の和装の若者として登場。その後の作品で詰襟の紳士へと変貌していく
42. 乱歩の作品の舞台としてよく登場する街は浅草
43. 乱歩作品に登場する怪人たちの隠れ家によく選ばれた場所は戸山ヶ原と鎌倉大仏
44. 1936年、初の少年物『怪人二十面相』の連載開始。 『少年探偵団』『妖怪博士』など少年物の傑作を次々と発表
45. シリーズ1作目の『怪人二十面相』の舞台として登場するのは東京駅の東京ステーションホテル
46. 架空の怪盗・怪人二十面相は日本人で本名は遠藤平吉といい、サーカス団の団員だった過去をもつという設定
47. 「二十面相」という名ながら、ポプラ社版の少年探偵団シリーズにおいて合計111回もの変装をしている
48. 明智小五郎の助手、小林芳雄少年が初めて登場した作品は『吸血鬼』
49. 1934年発表の『黒蜥蜴』は明智小五郎登場作品の一つ。三島由紀夫が戯曲化し、美輪明宏の代表作として長く上演されてきたことでも知られる
三島版『黒蜥蜴』は多数の団体により幾度も舞台上演
50. 『黒蜥蜴』は舞台作品としてほかにも幾多の俳優に上演され、オペラ化、映画化、ドラマ化、漫画化もされている
51. 少年探偵シリーズ最後かつ乱歩最後の創作となった『超人ニコラ』でも怪人の正体は明らかにされなかった
52. 乱歩は専業作家になって以降31年間の作家生活のうち17年の休筆期間がある
53. 「新青年」で1933年より連載した『悪霊』は途中、読者への詫び状掲載をもって連載終了、未完のまま終わった
54. 乱歩自身が「私の作品の中ではこれが一番無難かもしれぬ」と評価していた作品は『押絵と旅する男』
55. 漫画・アニメ「名探偵コナン」の主人公、江戸川コナンの名は江戸川乱歩とコナン・ドイルに由来する
56. 昭和31年に出版した短編集『犯罪幻想』で挿絵を担当したのは棟方志功
57. 『探偵小説四十年』は江戸川乱歩による探偵小説作家としての自伝作品
58. 江戸川乱歩が晩年の昭和36年~38年にかけて自ら校訂して刊行した最後の江戸川乱歩全集は桃源社から発行
59. 乱歩の『幽霊塔』は宮崎駿の長編初監督作品『ルパン三世カリオストロの城』のヒントとなった
60. 『幽霊塔』は、英国の作家ウィリアムソンが1898年に発表した小説『灰色の女』を黒岩涙香が新聞連載小説『幽霊塔』として翻案し、1937年に乱歩がリライトしたもの
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