61. 三鷹の森ジブリ美術館では2016年5月8日まで企画展示「幽霊塔へようこそ展 ―通俗文化の王道―」を開催した
62. 乱歩は和本の熱心な蒐集家で、なかでも井原西鶴コレクションは国内有数の規模
63. 乱歩の蔵書は乱歩邸の土蔵(幻影城)で1冊ごとにカードを作り購入経緯を記載するなど細かく管理されていた
64. 乱歩は浅草オペラの愛好者でもあり、田谷力三の後援会を主催していた
65. 乱歩は映画好きで1911年の世界初のミステリー映画『ジゴマ』や『ファントマ』『カリガリ博士』に心酔した
66. 1994年には「江戸川乱歩生誕100周年記念 松竹創業100周年作品」と銘打たれた映画『RAMPO』が製作された
67. 2008年には『陰獣』がフランスで映画化。主人公をフランス人推理小説家として、金沢・東京で撮影された
68. 1920年、生活に困った乱歩は蓄音機と洋楽レコードを借りて「レコード音楽会」を開催。これが東京で初のレコード音楽会とされ、以降、同種の音楽会が大流行した
69. 乱歩が贔屓にしていた店で作品にも登場したことのある菓子店「池袋三原堂」では、乱歩宅の土蔵をイメージした「池袋 乱歩の蔵」という菓子を販売している
うつし世はゆめ よるの夢こそまこと
70. 乱歩の座右の銘は「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」。サインを求められると書き添えていた一文としても有名
71. この座右の銘はエドガー・アラン・ポーとウォルター・デ・ラ・メイアの言葉をもとに作られた
72. 芸人で作家の又吉直樹は江戸川乱歩ファン。『人間椅子』をモチーフとして乱歩マニアが主人公のショートフィルムも作っている
73. 江戸川乱歩「少年探偵団シリーズ」の現在までの売上部数は累計1500万部を超える
74. 「乱歩」という名の小惑星がある。1990年にコメットハンターとして知られるアマチュア天文家、関勉により発見され命名された小惑星
75. 乱歩は晩年、趣味として長唄と小唄を習っていた
76. 三重県名張市では江戸川乱歩の出生地であることにちなんで、怪人二十面相が特別住民票で住民登録されている
77. 三上延著の人気古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』のシリーズ第4弾「~栞子さんと二つの顔~」は江戸川乱歩の作品に絡めた謎解きが主題
78. 2010年公開の映画『キャタピラー』は江戸川乱歩の『芋虫』から着想を得て作られた
79. 島田荘司『乱歩の幻影』、久世光彦『一九三四年冬─乱歩』は乱歩を題材とした小説
80. 小林信彦の作品に登場する「氷川鬼道」は乱歩がモデル
無料会員登録はこちら
ログインはこちら