広告の敵「アドブロック」利用者の意外な実像 5つの最新調査グラフで図解
広告によってコンテンツの読み込みが止まったり、速度が遅くなってしまうことが、アドブロッカーの利用を助長する。「彼らは閲覧している環境と調和する体験を求めているのだ」。
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「機能オフ」に対応もする若年層
しかし、悪いニュースばかりではない。もっともアドブロックを行うとされている、18歳から34歳までの男性はまた、アドブロッカーをオフにすることを容認やすい層でもある。
「彼らは広告にイライラされられない体験のためなら、アドブロッカーをオフにすることには前向きである」と、ゴンベール氏。購読契約サービスの勧誘でも、若干の広告数の減少でも、パブリッシャーがパーソナルな何かをユーザーに提供できるのであれば、ユーザーは耳を傾ける余地をもつ。
「媒体を見にきたユーザーに対して、『このコンテンツはすべて我々が作ったものだ。あなたが読むのも消費するのも自由だが、私は記者やカメラマンに給料を払わなければならない。ユーザーにとって本当にためになる情報を伝え続けるには、どうすることが一番の課題になるか?』と問いかければ、それはユーザー体験をパーソナライズ化するということになる」。
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