デキないオトコのトークに潜む致命的「欠陥」 相談も商談も「相手目線に立てるか」が決め手

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まずは「相談」について。相談を受けた時の対応で、デキないオトコは瞬時に見分けられます。デキないオトコが相談されたときに取る対応には、3つの共通点があるんです。

相手のネガティブな部分をぐりぐり探る

① 原因追求

相談は理想と現状にGAPがある時に持ちかけられるもの。デキないオトコは「GAPの理由」を最初に聴く傾向があります。たとえば「ダイエットしたい」という相談には「どうして太ったの?」。「仕事で〜ができず困っています」と相談されると「できない理由は?」。自分のネガティブな部分をぐりぐり探られるので、相談者はポジティブな解決策が見つけにくくなります。

② ソリューション志向

デキないオトコの代名詞な「ソリューション志向」。原因追求されて気持ちがネガティブになってからの「じゃあこうしたら良いよ」に、相談者が「ハイ!そうします!」と素直に納得するはずがない。「あなたに相談した私がバカだった」と後悔するだけです。

③ ご託宣主義

ソリューション志向が強いだけに、デキないオトコが相談を受けると「こうすべき」「これが正しいやり方」と決めつけて正解を相談者にご託宣。相談者にとっては、勝手に決めつけられた考えをごり押しされているだけで、余計に心を閉ざしてしまいます。

相談者の相談をコタエのある問題解決クイズみたいにとらえてしまい、自分の「ソリューション」が正解だとご託宣をごりごり押す。デキないオトコのコミュニケーションは、まさに相談したくないタイプとぴったり合致します。

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