弊社の新製品です。「ハイ、タケコプター!」
これからはドローンです。「ハイ、タケコプター!」
世界を変えるのが弊社のビジョンです。「ハイ、タケコプター!」
新製品、流行り、企業ビジョン。相手に関係なくこっちの都合で提案。せっかくのタケコプターも何のため使うのか不明で、すれ違った商談に終始します。
デキるひとの商談はまさにドラえもんと同じお作法でトークを進めます。
① 「のび太くん、どうしたの?」
まずのび太くんが何に困っているのか聞く。デキるひとは「〜でお困りはありませんか?」と悩みの聞き出しから商談を始めます。
相手目線で相手の悩みを解消する
② 「〜で困っているんだね?」
「早く学校に行かないと遅刻するけど、怒ったジャイアンに玄関で待ち構えられて困っているんだね?」とのび太くんの悩みを確認。相手の話を聞いて、理想と現状のGAPを確認します。
③ 「ハイ、タケコプター」は最後。
「ジャイアンに気づかれず早く学校に着く方法があるよ」「ハイ、タケコプター!」。のび太くんのハートをわしづかみです。新製品だから、他社より5%優れているからではなく、デキるひとは相手のお悩み解消手段として「弊社のタケコプター」を紹介します。
デキるひとは相手目線で相手の悩みを解消する「ハイ、タケコプター」トークを展開します。相手が「うん」と言いやすい、理に適ったお作法です。
デキるひとは相談・商談で相手がハッピーになることを目指してコミュニケーションしますが、デキないオトコは、相談も商談もソリューションをご託宣することだと勘違い。デキないオトコのコミュニケーションがまずい理由はこの勘違いにあるようです。デキないソリューション男が一人でも減ることを願って、ある小説家の言葉を最後にご紹介したいと思います。
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