また、Twitterでいう「パクツイ系アカウント」と友達になり、大量の投稿を読んでいる子もいます。パクツイ系アカウントとは、バトンや診断、面白い画像などをタイムラインに投稿するLINE@アカウントのことです。投稿数が多いので、暇なときにタイムラインを眺めれば、新しい投稿が読めるということで人気です。これらのアカウントの目的は、自身が作る「クリエイターズスタンプ」の販促、アフィリエイトサイトへの誘導、YouTubeチャンネルへの登録促進などです。
LINE@アカウントの無料プランは、2016年7月から月に4回しかタイムラインへ投稿できなくなったため、これらのアカウントがどう対応するのか注目していました。しかし、どうやらほとんどのLINE@アカウントは月額料金を支払って無制限に投稿する道を選んだようです。それだけうまみがあるということでしょうが、筆者は腑に落ちません。
さて、このように子どもたちに愛されているタイムラインですが、このところ仕様変更が続いています。若い子はITの仕様変更にも柔軟に対応できそうですが、実はお気に入りの場所が変化するのは好きではありません。タイムラインにニュースが表示されるようになったときには、ニュースを消す方法はないのかと大騒ぎになりました。
仕様変更で子どもたちは大パニック
そして8月、友達が「いいね」した投稿がタイムラインに流れてくるようになり、子どもたちは大パニックです。これは「全体公開」という、友達ではない人も見られる投稿に「いいね」をするとき、同時にシェアもできるという機能です。Twitterでの「らぶりつ(いいね+リツイート)」が簡単にできるわけです。
しかし、この新機能に気づかずに「いいね」をすると、友達のタイムラインへ「○○がこの投稿を気に入っています」とシェアされることになってしまいました。子どもたちのタイムラインには友達ではない人の投稿が大量に表示され、LINEでもTwitterでも苦情の嵐です。誰かが慌ててシェアをしない方法を載せた画像を作ったり、友達同士で使い方を学んだりして現在は少し収まっています。知らない人の「友達確認」や「個チャ荒らし大会」がどんどん流れてきても困りますものね。
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