ハンバーガーで最も原価が高いのは、中に挟まっているハンバーグ(業界用語でパティ)だ。ビッグマックのハンバーグはハンバーガーやチーズバーガーと同じものを使っているが、食材を挟むゴマ付きパン(バンズ)は専用のものを使う。ハンバーガーに使うパンは提携先の工場で大量生産される。
ハンバーガーを作るには上のパン(クラウン)と下のパン(ヒール)がいる。これはハンバーガーを作るにあたっては欠かせないものだが、中段のパン(クラブ)はなくてもハンバーガーは作れる。ただ普通は2枚で済むパンがビッグマックの場合は3枚必要だ。「中段のパンを生産するには新たな設備投資が必要なため、ほかのハンバーガーチェーンは躊躇するだろう」(白根氏)。こうした細かな差別化に加えて、40年以上にわたって、定番メニューとして販売されていることがビッグマックを「マクドナルドの定番中の定番」と言わしめる要因となっている。
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