マックバカ必須アイテム、ビッグマックの秘密 ビッグマックはマクドナルドを救う?

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ハンバーガーで最も原価が高いのは、中に挟まっているハンバーグ(業界用語でパティ)だ。ビッグマックのハンバーグはハンバーガーやチーズバーガーと同じものを使っているが、食材を挟むゴマ付きパン(バンズ)は専用のものを使う。ハンバーガーに使うパンは提携先の工場で大量生産される。

ハンバーガーを作るには上のパン(クラウン)と下のパン(ヒール)がいる。これはハンバーガーを作るにあたっては欠かせないものだが、中段のパン(クラブ)はなくてもハンバーガーは作れる。ただ普通は2枚で済むパンがビッグマックの場合は3枚必要だ。「中段のパンを生産するには新たな設備投資が必要なため、ほかのハンバーガーチェーンは躊躇するだろう」(白根氏)。こうした細かな差別化に加えて、40年以上にわたって、定番メニューとして販売されていることがビッグマックを「マクドナルドの定番中の定番」と言わしめる要因となっている。

メイド・フォー・ユーとは何か

定番商品がある一方で、マクドナルドでは数多くの商品が投入されては消えて行った。特に2000年代後半はメガマックのような大型商品が増えた。背景にはあるのは大型ハンバーガーブームだけではなく、2000年ごろから導入が始まったメイド・フォー・ユー(以下、MFU)システム導入による“注文生産”を可能にしたことがあった。

マクドナルドの信条は「クイックサービスレストラン」、できるだけ早く商品を提供することにある。そのため2005年にMFUを全店導入するまでは、過去の販売実績を基に商品販売を推測。あらかじめハンバーガーを作って温めておく、作り置きシステムを採用していた。しかし冷たいレタスやトマトを温かいハンバーガーに挟むと味が落ちてしまうことや、製造してから10分たった商品は廃棄する点で、生産効率が悪いという問題を抱えていた。

1971年、日本マクドナルド創業当初から存在する基幹商品。「2枚のミートにレタスにチーズ、オニオン、ピクルス、スペシャルソース、ゴマ付きバンズは特別製」が合言葉
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