夏休み「ポケGO」禁止!そんな学校は過干渉? 「学校外の行動規制」は古くて新しい問題

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学校が教育的観点から使用方法を注意するのはいいとしても…(撮影:今井康一)

「息子の小学校でポケモンGOが完全禁止になってしまった」。そんな事実を息子にどう伝えようか悩む投稿が、ネット上の掲示板で話題になった。

投稿者の息子が通う小学校では、夏休みに入り、生徒たちがポケモンを探して他人の庭や線路に立ち入ったり、塾帰りにポケモンGOをしていて不審者にからまれたりするトラブルが相次いでいるという。

生徒・児童の学校外の行為、どこまで干渉できる?

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

学校側にも苦情の電話が何件も入ったため、学校側は夏休み中の「ポケモンGO」を禁止することに決めたという。登校日に「ポケモンGO」のアプリをスマホからアンインストールさせる措置をとるそうだ。

この投稿に対して、「トラブルになっているのなら仕方ない」と学校の対応に理解を示すコメントもあったが、「学校がそこまで干渉すべき問題なのか」「どう考えても家庭の問題」と批判的な意見もあった。

トラブルを避けるためとはいえ、夏休み中の小学生に対して、学校以外の場所で「ポケモンGO」で遊ぶことを禁止する措置は問題ないのか。宮島繁成弁護士に聞いた(以下、宮島弁護士)。

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