資料1枚でバレる「二流で終わる人」の3大特徴

会議、企画書、プレゼン…あなたは大丈夫?

3.「目の前の小さな仕事」に全力投球する姿勢があるか

若かりし頃の私は、「資料作り」のような地味な下作業がいやで仕方なかったが、「泥臭い仕事をバカにしないこと。つまらなく思える仕事でも、その積み重ねが大きな違いを生むのよ」と当時の上司からたしなめられたものである。

現に私のまわりを見渡してみると、出世の早い人に限って、「資料作り」といった下作業のひとつひとつにも最高のパフォーマンスを見せる。

つまらない仕事で成果を出し、やりたい仕事をつかむ

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以前、「業界のエース」と呼ばれるような一流の人に「出世した秘訣は何ですか?」と聞いたことがある。

すると、「とにかくつまらない仕事でも絶対にミスがないよう、120%の力で極力早く正確にこなした。たえずベストクオリティを心掛け、周囲から信頼と評判を得ることに注力した」という答えが返ってきた。

よく、「会社や上司が、もっと責任ある仕事を任せてくれない」とこぼす人がいるが、そういう人は「自分がいま任されている目の前の小さな仕事」を完全にこなしていると証明できているだろうか。

目の前の小さな仕事を完全にこなせていないのに、「もっと大きな仕事を任せろ」と言われても、上司や会社の立場からすれば危なっかしくて仕方ない。そんな若手に、とうてい大きな仕事を任すことはできないのだ。「自分だからこそできる面白い仕事を」とばかり言っていても、そんな仕事がいきなり自分に舞い込んでくるはずがない。

これは自戒を込めて申し上げるが、世の中のほとんどの仕事では、目の前のつまらない小さな仕事を完璧にスピーディにこなせてはじめて、より大きな、面白い、責任のある仕事を任せてもらえるようになる。

「どうせ誰かがやらなくてはいけない仕事だから、自分がさっさと終わらせる」という、学校でみんながさぼりがちの掃除当番をテキパキこなしてしまうようなタイプが、結局のところ仕事でも大活躍し、さっさと出世していくのである。

次ページでは「一流の資料」はどう作る?
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