デキない人はプレゼンのやり方がグダグダだ 本当に伝わる仕掛けは選挙論戦から学べ

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味方をうまく作れていますか?(写真:xiangtao / PIXTA)

参議院議員選挙に都知事選、海の向こうではアメリカ大統領選にイギリスの国民投票などなど、今年は何かと選挙や投票が話題です。そこで繰り広げられるのが候補者による論戦。票を動かす大きな要素になるだけに演説にはそれなりのスキルが求められます。

これはビジネスの世界におけるプレゼンテーションでも同じ。お客に製品やサービスを選んでもらったり、社内で新規事業への予算を獲得したりするためには、聞き手に同調してもらって自分の目的を達成しなくてはいけません。その答えが選挙論戦にあります。「あの人のプレゼンはグダグダだ」というレッテルを貼られないためにも、拙著『伝わるプレゼン資料作成 成功の実践法則50』でも紹介している、伝わる仕掛けを選挙論戦から考えてみましょう。

聞き手はあまり興味がない

いざプレゼンになると、自分の心意気とは裏腹に、聞き手が自分に関心を示さなかったり、時には敵意さえ感じたりした経験はないでしょうか。そもそも聞き手はあなたのプレゼンなんか聞きたいと思っていない、とは言わないまでも、多くのプレゼンの機会では興味を持って聞いてくれる人はおおかた少数だと思ったほうがいいでしょう。

どのようにして聞き手を味方にすればいいのでしょう。そのような時に使えるテクニックが2つあります。

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