独特の香りの正体は、リナロールやマンニトールといわれる揮発性物質。これらの成分には、人の唾液を分泌させて食欲を増進させ、体内での消化も促す働きがあるようです。
ほかにも、食品添加物など、本来人体に必要とされない物質を排出させる効果も期待できます。発汗作用もあるため、汗が出にくく、むくみやすい体質の方にもオススメです。
タマネギ、ニンニクと…効果を高める食べ方
パクチーについては「あの独特の香りが苦手」という方も多いでしょう。そんな場合は、ほかの香辛料や香味野菜と一緒にいただくと香りが和らぎ、かつ、パクチーの健康効果をしっかり食事から取り入れられるようになります。
たとえば、パクチーはシナモン、グローブ、ナツメグ、唐辛子などの香辛料と相性がいいので、カレーに混ぜていただくと食べやすいです(そもそも、たいていのカレー粉には少量ですがパクチーが含まれています)。
また、タマネギやニンニク、ショウガなど、日本でもなじみ深い香味野菜と一緒にいただくと、食品添加物(水銀、アルミニウム、鉛、スズなど)の排出効果を高めることが出来ます。
一方で、ココナッツやミントと合わせるのもオススメ。それぞれの香りがパクチーのクセのある香りを和らげ、さらにパクチーとともにリラックス効果、脳の活性化を期待することができます。
パクチーが分類されているセリ科の植物は頭をスッキリさせるようなリラックス効果が特徴的。眠気を誘うほうのリラックス効果ではなく、焦りをなくし、物事を冷静に判断できるよう精神状態を整えるので、仕事中のランチにピッタリですね。
このところのパクチー人気で、コンビニにもさまざまなアイテムが登場しています。大手スパイスメーカー、食品メーカーからは、手軽に使えるドレッシングやサラダに混ぜる粉状の製品も登場しているので、併せてチェックしてみてください。
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