「売れない営業」は日報を全く生かせていない

売れる宝を発掘するカギは「見える化」にあり

日々の振り返り、ちゃんとできていますか?(写真:さわだ ゆたか / PIXTA)

「わが社はなぜ営業力が弱いのか……」

そうに考えているビジネスパーソンや企業経営者は少なくないでしょう。人口減が進む日本においては、かつての右肩上がりの時代とは違って、売れる会社と売れない会社の差が明確に表れてきています。それを左右する要素のひとつが「営業力」にあります。もちろん商品やサービスが良くなければなりませんが、しっかりした営業力がなければそれも売れません。

一方、営業力を高めたいと考えていても、現実になにをどうしたらいいかがわからないケースも少なくないでしょう。拙著『まんがでできる営業の見える化』でも詳しく紹介しているのですが、営業の「見える化」はひとつのポイントです。

「営業マン」にフォーカスすると、売り上げが落ちる?

営業マンは最前線で顧客と接して、「宝」ともいえる情報をたくさん抱えているにもかかわらず、気づかずに「持ち腐れ状態」になっていることがほとんど。その「宝」を見えるようにするためのポイントが「日報の使い方」です。

注意しなければならないのは「日報に詳細を書かせて、営業マンがなにをやっているかを見える化できれば、サボることもなくなり、売り上げも上がるだろう」というような考え方。個々の営業マンの行動にフォーカスしても、問題はまったく解決しません。逆に業績は落ちることになるでしょう。

次ページどうして業績が落ちてしまうのか
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの指輪〜「本能と進化」から考える〜
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 御社のオタクを紹介してください
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。