未内定者に朗報!まだ間に合う優良中堅企業 「グローバルニッチトップ企業」などが狙い目

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今後は各大学で開催される説明会へ積極的に参加することで採用数確保に向けて努力していくという。採用基準を下げはしないが、採用数が足りない場合は年が明けても採用活動を継続する方針だ。

同社が週休2日制を導入したのは1973年で、日本企業としてはかなり早い。社員を大切にする社風があり、社員の定着率は高い。同社は過去4年間で40人の新卒を採用したが、そのうち退職したのはわずか2名だ。

就職の明治が中堅企業セミナーを開催

人気企業の採用が一巡したので、各大学では優良中堅企業や大手企業でも知名度の高くない企業を集めた企業説明会を開催している。

就職指導で定評のある明治大学では6月中に「優良中堅企業の探し方」に関するセミナーを2回開催し、7月5日には中堅企業11社を集めた合同企業説明会を開催する。学生はセミナーで中堅企業に対する意識を高めたうえで、合同企業説明会に臨むことができる。

参加企業のうち8社は先述の「グローバルニッチトップ企業100選」に入っている企業だ。関東の企業が多いが、京都、大阪から参加する企業もある。

そのほか、各地のハローワークが開催する企業説明会も注目だ。毎年、人気企業の採用が一段落してから、主に中堅企業を集めた合同企業説明会を開催している。

これまでハローワークは原則、ブラック企業も含めて全ての企業の求人申し込みを受理しなければならなかった。しかし、2015年に「青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)」が施行されたため、労働関係法令違反の事業主に対して、ハローワークが新卒者向け求人の受理を拒めるようになった。より安心にハローワークを利用できることになったといえる。

採用意欲が強いのに、十分な採用ができなくて困っている優良企業はたくさんある。2017年卒採用の最初のヤマ場は越えたが、まだまだ企業の採用活動は継続している。まだ内定をもらっていない就活生は、各大学やハローワークで開催される説明会に積極的に参加して、チャンスをつかんでほしい。

田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員

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たみや ひろゆき / Hiroyuki Tamiya

明治大学講師(学部間共通総合講座)、拓殖大学客員教授(商学部・政経学部)。東京都出身。明治大学経営学部卒業後、日経ラジオ社、米国ウィスコンシン州ワパン高校教員を経て1993年東洋経済新報社に入社。企業情報部や金融証券部、名古屋支社で記者として活動した後、『週刊東洋経済』編集部デスクに。2007年、株式雑誌『オール投資』編集長就任。2009年就職・採用・人事情報を配信する「東洋経済HRオンライン」を立ち上げ編集長となる。取材してきた業界は自動車、生保、損保、証券、食品、住宅、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、外食、化学など。2014年「就職四季報プラスワン」編集長を兼務。2016年から現職

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