「会議好き」上司は、部下からの人望をなくす その積極性、「ハタ迷惑」ではないですか?
現場のスタッフは、尊敬できる上司と働くと、やる気や能力が高まります。しかし、尊敬できず、信頼できない上司のもとでは、持っている力の半分も発揮できません。つまり、尊敬される上司の存在こそが、部下の能力発揮に繋がり、他社に打ち勝てる職場づくりに繋がるのです。そこで、『正しい目標管理の進め方』の著者で目標管理の達人である中嶋哲夫氏が、部下から尊敬される優れた課長の条件を説明します。
某企業の販売課・宇貝課長と中嶋先輩との話は続きます。中嶋先輩は宇貝課長にもう少しアドバイスしたいようです。販売成績が少し下がっただけでピリピリする宇貝課長は、そうならないためのヒントが欲しいようです。
呼吸が浅くなると…
中嶋の問①:困った上司は会議をする!?
宇貝:先輩のお話を聞いていると、私は並の課長。サーフィンボードに乗っているだけ。
中嶋:並の波なら乗りこなせる人並み課長! 大きな波が来たらどうする? たとえば売り上げが下がったとき。
宇貝:部下を集めて「対策会議」ですかね。
中嶋:困ったら会議かね? 部下が懐疑的にならない?
宇貝:さっきから語呂合わせを楽しんでません? ちょっとイラッときます。
中嶋:部下に「知恵を出せ!!」と迫るんだろう。でも気持ちが焦ってる。部下はやり過ごすだろうね。言わば、ウッカリィ課長の「対策懐疑」。ここも語呂を合わせたよ(笑)。
宇貝:からかわないでください(怒り顔)。
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